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こどものまちの起源


 ドイツのミュンヘンが発祥の地。30年近くの歴史があります。
最初は、ダンボールハウスづくりの遊びから始まり、こどもたち自ら、郵便局を作って手紙を出したり、教会を作って結婚式をしたりする中で、ヒントを得て始まったものです。

 1979年の「国際児童年」に第1回となる「ミニミュンヘン」が開催されました。その後、1985年の「国際青少年の年」にミニミュンヘンが開催されましたが、その後は予算がつきませんでした。これをこどもたちが市に対して請願して、予算をつけてもらい、以後2年に1度の開催となっています。

 ドイツでは戦後すぐ「遊びこそが文化の源となる」という社会的合意が生まれています。それは日本でいうスポーツや教育の意味を、もっとこども主体で考えるきっかけを与えています。ミニミュンヘンは、巨大な単一のプログラムではなく、80もの小さなプログラム(一つ一つがお店屋さんごっこと言えるかもしれない)の集合体であり、それぞれの関係性が、そのままこどもたち自身の体験の関係性となって現れています。

 日本では、ミニさくら(千葉県佐倉市)が2002年に開催し、長期にわたる持続的なものとしては先駆けとなっています。同年11月には仙台でも行なわれ、翌2003年10月には市川でも始まりました。現在では、25都市28主体が実施しており、ますます広がっています。全国サミットは2007年に佐倉で始まり、2008年に仙台、2009年に横浜、2010年に名古屋で開催されました。


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